Veitパンツフィニッシャー(パンツトッパー)は8730型が一番多く出ていると思います。
次いで8741でしょうか?
「ファイトのトッパーはいいんやけど、ウエストのゴムのやつが伸びるんよ」というお話をちょくちょく聞きます。
ファイト社の現行モデルは8741型です。
当社に入ってるのもこの8741型なのでこのモデルについて書きます。
この8741ですが、4つのモデルが存在します。
大きく2つに分けると、アパレル仕様とクリーニング仕様です。
何が違うのかというと、
まず、ウエスト部分が前後に開くか左右に開くかの違いです。
これ、なぜ違いをつけるのか?よくわからないんですが、やはり普通に考えると、横開きが正解のような気がします。
僕のようなメタボでない限り、人の体は横の方が広いですからね。
人を上から見ると・・・
クリーニング仕様が定価250万円、対してアパレル仕様は320万だったと思います(2020.4現在・アパレル仕様は正確な価格ではありません)
この価格差はそのまま精度・性能の差になります。
クリーニングの場合は、都度アイテムが異なります。
紳士スラックスであったり、レディースバンツ、デニムなどバラバラに使うのことになります。
アパレルは同じ商品をロットで流すので全く同じものが100とか1,000とかの単位で使用することになります。
全く同じものなので、寸法が設定できます。
寸法はウエストと丈の両方とも数値で出すことができるのです。
クリーニング仕様では寸法で出すことはできず、丈はリミットスイッチでテンションがかかると止まる仕組みになっています(もちろん、圧の調整は可能)
アパレル仕様ももちろん、リミットスイッチでもできます。
このアパレル使用の数値設定により、ウエストがゴムのパンツも伸びすぎることなくかけることができます。
丈も
さて、ではこのゴムウエストのためにクリーニング仕様より100万円近く高い機種にしなければいけないのか!?
やっと本文です^^;
リキハートでの対策になります。
もし他に「こんな簡単な方法があるよ」があればご教示くださいm(__)m
まず、庶民の味方!100均で
マジックテープのベルトを購入。
全部がマジックテープなのでお好み(サイズに合わせた)の大きさの輪を作ります。
そして、
このように最初にテープをかぶせます。
これで、マジックテープの大きさでウエストは止まりますのでゴムが伸びることはなくなります。
実は・・・ここだけの話・・・、
これをパクった中華製のトッパーならもっと簡単なんです。
ファイト社のトッパーはペダルを踏んだらウエストのフロントクランプが押さえられ、その後、バックウエストがすぐに後ろにいきます。
中華製のはペダルを踏んでいる間は後ろにいかないので、ベルトを最初だけフロントに合わせてペダルを踏み、サイズに合わせて調整してからペダルを離してウエストを固定することができます。
わかるかな??
ま、中華製はここではどうでもいいので(笑)
ちょっと面倒ですが、当社ではこれでゴムウエストのパンツの調整をしています。
裾はストレッチ機能があります。
ただ、これを使うより下がりきる前に手でテンションかけて止める方が多いですけど(^_−)☆