ケーブル・ブッシング

ファイトのアイロン、HP2003・HD2002には共通パーツが多くあります。

ケーブルブッシングもそのひとつ。

 

このパーツですね。

どこに使われてるのかというと

6Pケーブルをアイロン側のハンドルベースとハンドルに挟んむところです。

ここです。

ゴムですので劣化します。ここが劣化するとケーブルの断線に繋がるのでベースから外れているようだと早めの交換をお勧めします。

とは言え、通常使用において大した問題にならないので放置してしまいますよね。

このケーブルブッシング自体は1,900円(2020現在)なのですが、6Pケーブルの交換となると。20,000円以上します。。。

ケーブルブッシングの交換には6本の線を全部外さないと交換できないので面倒くさいのと、古いケーブルブッシングを抜いて新しいのを入れるのが大変なのです。

そんな時に役立つのが・・・シリコンスプレー!もうこれは必需です!(竹本さんに教えてもらった)

今回も中を開けると・・・

見事に断線してました。

送られてきてまず温度が上がるかどうかをみます。

ここで温度が上がらないと嬉しい!(ごめん)というのもここで温度が上がると、どこが悪いのかの特定がむずかしいからですね。

ここで温度が上がるのにおかしいとなると、ファイトロニックの不良の方が可能性としては出てきます。

なので、複数台アイロンをお持ちの方には、送ってきてもらう前に別のアイロンを繋いでどちらに問題があるかを特定してもらってからにしています。

今回、断線した茶色のコードを繋ぐと・・・

順調に上がっていきます。

各部、増し締めして磨いて組み付けて最終テストで設定温度まで上がることを確認後、蒸気を通して問題なく完了。

 

CATEGORY:

TAG: