日頃より、ファイトオーナーズクラブ運営にご協力いただき誠にありがとうございます。
2020年3月から世界的に蔓延した新型コロナウイルスの猛威は未だ止まることを知りません。
しかしながら、ワクチン接種も確実に広がりつつありアフターコロナも、もうそこまで来ているのではないでしょうか。
自粛、自粛が叫ばれる中、海外旅行はもちろん、国内での旅行、観光、ショッピングすらできない状況が一年以上も続きました。
その中でネットショップが台頭し多くのクリーニング大手も参入しています。
クリーニングは元々、地域密着の地元に根ざした商売です。
私個人的には、リアルな店舗に戻ってくると考えています。
ただ、格差は確実に今まで以上に広がるように思います。
クリーニングに出る洋服は高級、ブランド、こだわりのものが多くの割合をしめ、家庭洗濯代行的なものの割合は少なくなるでしょう。
その時に、プロとしての知識、技術を身につけ、お客様により良い提案ができるお店がアフターコロナに活気を取り戻すことになるのではないでしょうか。
しみ抜き・・・石塚先生らの尽力で業界としては驚くほどのレベルアップをしていますよね。
これは本当に素晴らしい!!何より、さらに日々研究を重ね、進化しているところがすごいですね。
さて、仕上げプレスについてはどうでしょう?
あまり教えていただけるところがないのが現状です。
プレスについて、明確なルールがあるのは紳士服(メンズ)だけということです。
レディースのルールはデザイナーの決めたデザインなのです。
数年前、ファイトのメンテナンスで訪れたとあるクリーニング会社(大手の老舗)の出荷前のジャケットです。
このまま包装に回りました。
職人ぽい方が、当てたジャケットです。さらに背中周りはよくある、仕上げたものの後にブワ〜と蒸気をふりかけていました。
僕のジャケットなら・・・もう二度とこのクリーニング屋さんには持って行きません。
なんとかどこかにプレスを教えてくれる人はいないものか?
悶々とした日々を過ごしていた中でポンテジャパン(当時)の仁科氏に出会ったのです。
「蒸気は最初は味方で最後は敵である」
「仕上がったものにアイロンで蒸気を当てるのはだめですよ」
このセリフで「この人や!」とコンタクトを取りました。
より実践に即したプレス技術(裏技あり)で何より真剣に一生懸命に教えてくださいます。
いままで、いろんなところに紹介してきました。
今回は前回に続いて、全5回のシリーズでジャケット1着をフルプレスできるまでを教えていただきます。
より実践的にできるように実技中心の少人数での開催です。
第5回に書いてる「時間の認識」これはクリーニングにとって非常に重要だと考えます。
ここがなければ、趣味の世界。
営利目的ですから早く綺麗にできれば1着あたりのコストが下がります。
もちろん、そのお店・会社の考え方がありますので時間をかけて超高額料金を!もありかとは思います。
一度、受けてみませんか?
現時点では、この岐阜開催の次の予定はありません。
四国開催など考えていますが現時点では未定です。
質問やお問い合わせは
info@veit-oc.com
力石まで(電話番号知ってる人は電話でもオッケー)
前回の様子