福井県あわら市のたまがわクリーニングさま
トヨタ生産方式導入に伴い、工場内をコンパクトに品質と生産性を上げるべくファイト社の仕上げ機を4機種導入いただきました。
バリオセットCR2
veit8319ユニバーサルフィニッシャー
veit8741パンツフィニッシャー
ユニセット・フラットテーブル
一番悩んだのが、8319にするか?か8363にするか?
この2機種、用途は上着全般なんですが、
シルエットを作りたいジャケットやコートなら8363マルチフォームフィニッシャー、
ブラウスやシャツなど、どちらかというとしわ伸ばし的な用途なら8319ユニバーサルフィニッシャーだと思います。
ヒーターは圧倒的に8319の方が大きいのでウェットの後の濡れがけで抜群の効果が出ます。
8363はダミーの形状が人間工学に基づいた絶妙な形状をしているので肩から胸周りのボリューム感が出せてジャケットのシルエットは抜群で手直し不要な品質になります。
ジャケットやチェスターコートなどはかなり減ってきてカジュアルなアイテムが多くなった今日、
8319の方が需要は高まるのではないでしょうか?
今回のたまがわクリーニングも今後ウェットに力を入れていきたいということで
veit8319ユニバーサルフィニッシャーをお薦めし、導入いただきました。
トヨタ式らしく工程順にすっきりとまとまった工場です。
8741パンツフィニッシャーの横にバリオセットCR2!
これは最強コンビです。
ズボンプレス機より早く・綺麗に、そして楽に仕上げられます。
たまがわ様ではこのバリオセットCR2の取り合いだそうです^^;
やっぱり、CR2は超いいです!なにせデザインがかっこいい!もうこのデザインだけで僕なら仕事テンションMAXです!
そして、ユニセット・フラットテーブル。
まだまだ、日本では平台と呼ばれるタイプが多く使われています。
これは、着物文化の名残なのです。
着物は反物からできていて直線的で平面な作りになっています。
なので、平面なテーブルで仕上げるんですね。
対して洋服は立体的な構造で直線部分はほとんどなくて平面もあまりありません。
なので、ヨーロッパではこのCR2の形状のアイロンテーブルが一般的なのです。
とはいえ、平台でないと不安・・・って方にはこのユニセットフラットテーブルがお薦め。
バリオセットもフラットテーブルがありますが、バリオでフラットテーブルにするには少々勿体無いような気がします。
セーターなどをたたむのは広くていいです。1300×650の大きさです。
広い工場の一角が鮮やかなファイトブルーに包まれています〜。
こちらの現社長も、次期社長も女性。
店舗のコンセプトもしっかり持っておられ、実に素敵なんです。
まあ、嫉妬するほどおしゃれ。
経営者のセンスが溢れております。
たまがわクリーニングさま、veit導入ありがとうございました。