僕のファイト購入記録 その4 ーveit3540縦型ネックプレスー

さてさて、新しい工場で快適に仕事をしていたのです。

その頃は工場にパートさんも何人か入って別のストレスを抱えながら(笑)

そしてその頃、日本ファイトは・・・(この頃までまだこの会社の仕組みがよくわかってなかった)

大阪でも一等地の「西天満」にショールームを構え、メンテンス部隊もあり、営業もしっかりされてたんですが・・・

社長が代わり、そこから阿倍野区へ移転(当社から15分ほどのところ)

その後、生野区へ移転(当社から10分かからないところ)

その頃、当時の社長が営業を兼ねてちょくちょくうちに来てました。

ドライ機のホットマシーンを勧められたり(笑笑)

その中で、ネックプレス付きシャツたたみ機veit3600のネックプレス部分だけを活かしたveit3540縦型ネックプレス機を営業されたのです。

veit3600やカーネギーサーのたたみ機は知っていました。

半自動で綺麗に同じ形・大きさにたためるアパレルのシャツ縫製メーカー用の機械ですね。

均一な大きさ・形にたたんでいる間に襟部分が成形されきれいな逆三角おむすび型の襟になるわけです。

※veit3600

※veit3600の後継モデル FS15

クリーニング業界ではワイシャツは立体仕上げが主流になっていて、そこの目をつけた方が、試作でカーネギーサーで縦型を作ったんです。

その方は、パクリ中国製に走ったので、カーネギーサーの縦型ネックプレスもそこで終了。

そこでこれとばかりに、それをパクったのが当時の日本ファイトの社長というなんとも節操のないパクリ合戦でできたveit3540縦型ネックプレスであります(大爆)

当時の当社のワイシャツの処理点数から考えて・・・必要なものじゃないって何回か断った後、ふと思ったわけです。

「アパレル用」「成形」「差別化」「高級化」・・・。

これいけるやん!

「当社ではシャツ仕上げにアパレルシャツ縫製メーカーが最終出荷前に首周りを成形する機械を使っています」

「ネクタイの通りがよくなる」

そして、ビフォーアフターの写真。

これこれ!

実際、出来栄えは流石のveit製!

かけると逆三角おむすびの綺麗な形に成形されます。

当時の価格は忘れましたが、かなり安くしてもらったと思う(現在価格890,000円/2021.12.27)

後から知ったのですが、当時の社長が10台だけ作らせた日本限定モデル。

そう!上のキャッチコピーに「日本で10台しかない」が付くわけです。

かくして、当時のワイシャツ立体仕上げ250円から10円あげて260円にしたわけです。

正当な理由、しかも目に見えて品質が上がるのでワイシャツの点数は減るはずもないですね。

カジュアルシャツにも使えますし綺麗に整った襟を見るとなんだかうれしくなります。

でも、ある時・・・

仕上がったワイシャツをお客様単位で一括りにしているのをみると・・・襟が潰れてる!!なんか形はきれいなんだけど、押さえれてぺシャてなってるんですヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

なんかショックで。せっかくきれいに成形したのに(u_u)

そこから色々考えて、試行錯誤のうえ辿り着いたのが、襟の内側に紙を入れるということ。

これが自分の中ではなかなかのヒット!

いろんな長さ・幅でやってみましたが、今のサイズに落ち着いたのです。

38mm×350mm

それと、襟足の短い用に

280mm×350mm

このサイズはシャツブラウスにも使えます(長さは長ければ切ればいいので)

この紙は別注で一枚2.8円です。

ワイシャツのボタンを留める時に挟み込むだけです。

そこで当社ではそこからそのことをお客様にアピール(伝えたうえで)20円の単価アップで

ワイシャツ立体仕上げ・・・280円にしました(現在300円)

ワイシャツだけでなく、デザインシャツやカジュアルシャツ、ブラウスなども襟のあるものはほとんど全てこのveit3540縦型ネックプレスを通します。

素材も綿・麻・ポリエステル・ウールなどあらゆる素材に対応できます。

構造は単純ですからね、壊れません。

100Vの電源でエアーがあればオッケー!

当社はコマを付けて簡単に移動できるようにしています^^;

リキハートクリーニング(自社品質PR)としてのYouTubeと

VOC(プレゼン用)としてのYouTubeです。

当社にあるveit3540縦型ネックプレスは初期ロットの10台の中の一台です。

その後の5台は僕が作ってもらいましたので、初期ロットの改善点を伝えて改良してもらっています。

これで

バリオセットCR-2,8362、8346、バリオセットフラットテーブル、3540縦型ネックプレスとなりました。

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