ファイト社のアイロンの秘密

ファイト社のアイロンは高品質なスチームが出ます。

それは、使ってもらってるところは”実感”してもらってると確信しています。

なぜ?

考えたことありますか?

ボイラーもファイト社の電気ボイラーを使ってれば、ファイト社の電気ボイラーは3k圧が標準です。

3kであれば相当いい蒸気(乾燥蒸気)になります。

しかしながら、多くのクリーニング現場では配管を通ってきた5〜6k圧の蒸気を3kくらいに減圧していれていますので、蒸気の質自体は他のアイロンと変わらないということになります。

では、他と違うのは・・・

コンデンサーですね。コンデンサーは他社では付いていません。

コンデンサーはいわゆるヘッダーとか蒸気だまりと呼ばれるもので、ここに配管から入った蒸気の上に上がった質の高い蒸気のみをアイロンに提供し湿った蒸気は下に降りてドレンで排出されるという仕組み。

ファイトの場合は蒸気の出・切のスイッチの電磁弁も付いているのでコンデンサーは必須アイテムです、。

でも、これも他社のアイロンにヘッダーを付ければほぼ同じことになるんじゃないのか?

なのにどうしてファイトのアイロンの蒸気はあんなに質がいいのか?

「理屈じゃんいんだよな〜」、「使わないと分からんのよな〜」と思っていました。

が!!!!

理屈・理論でわかることができました!

これこそが、ファイトアイロンが唯一無二の高品質アイロンだという理由。

これは、アイロンにドレンホースが付いてないのにドレンがでない!にも繋がっていたのです。

と、その前にファイトのアイロンって蒸気の噴霧口が少ないのをご存知でしょうか?

N社のスタンダード・アイロン

O社のアイロン

※いずれもHPより拝借

ファイト社のアイロン・HP2003

噴霧口の少なさがお分かりいただけると思います。

洋服をプレスするのに蒸気はそんなに必要ではないということですね。

しかも、ファイト社のテーブルで使用するなら、圧倒的なサクション力で蒸気の抜けがよくなるので、品質と生産性がともに上がる理由がここにあります。

さて、本題に戻って・・・

ファイト社のアイロンが質の高い乾燥蒸気の出せる理由です。

アイロンのソール(底)には電蒸アイロンであればヒーターが入っています。

そのヒーターの熱は繊維・素材に適した温度でプレスするためのものですが、

他社のアイロンはソールに蒸気が入った後、区別なくソールにブワッと広がって噴霧口から出ます。

ファイト社の場合は、ソールの中を這うように蒸気の通り道を作っているんです!

それによって、ソール内を通りながらヒーターの熱でさらに蒸気そのものを温める役割を果たします。

これすごすぎじゃないですか!!

世界中のアパレル縫製工場で使用されている理由がここにあったのです!

ファイト社は元々、創業者のラインファルト ファイト氏がアイロンを製造したことから始まったと聞いています。

HPより抜粋

2017年ドイツファイト社・ショールームより

ファイト社のアイロンは、ファイト社のテーブルを使うことによりその力を相乗効果によって100%以上発揮し最高の仕上げ品質を出すことができます。

大阪・リキハートではいつでもバリオセットとともにアイロンを使用していただけます。

また、その他の地域の方でも一度使ってみたい・触ってみたいという方はご相談ください。

全国に広がるVOC(ファイトオーナーズクラブ)のメンバーの工場をご紹介することが可能です(直接はご遠慮ください)

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